







横浜緋桜(ヨコハマヒザクラ)は、鮮やかな緋色の花を咲かせる美しい桜で、濃い紅色の八重咲きで、大輪の花がやや下向きに咲きます。ソメイヨシノよりも色が濃く、華やかな印象を与えます。ソメイヨシノよりやや早く咲き始め、3月下旬から4月上旬が見頃となります。

横浜緋桜は、横浜市港北区在住の育種家である白井勲氏によって作出されました。 1972年(昭和47年)頃、白井氏は、カンヒザクラ(寒緋桜)と、ケンロクエンクマガイ(兼六園熊谷)を交配しました。ケンロクエンクマガイは、オオシマザクラとタカネザクラの交雑種です。1985年(昭和60年)1月23日、横浜緋桜は種苗法に基づき観賞樹として品種登録されました。登録番号は777番という幸運な番号です。



